データベースからタイムスタンプ列のデータを取得する際に、Exploratory Desktopを実行している自分のマシンのタイムゾーン以外のタイムゾーンを適用したい場合があります。

例えば、もし自分のマシンのタイムゾーンが America/Los_Angelesだったとすると、original列のようなタイムスタンプの列からデータを取得する以下のSQLクエリはの結果は、America/Los_Angelesのタイムゾーンで表示されます。

これを他のタイムゾーンに変えるには、SQLをクエリに明示的にAT TIME ZONE を指定して、タイムゾーンを他に変更することができますが、SQLクエリーに余分な項目がつくので望ましくありません。

この問題を解決するには、プロジェクトの中でRスクリプトを書いて、プロジェクトレベルのタイムゾーンを設定することで対応できます。以下が手順です。

タイムゾーンを設定するために、Rスクリプトを作成

スクリプトの隣のプラスボタンをクリックします。

以下のようなスクリプトを定義して保存をクリックします。

Sys.setenv(TZ="UTC")

すると、先ほどと同じクエリーを実行すると、以下のような結果になります。

今回は“original”列の値をt3列と同じく“UTC”のタイムゾーンになっています。