組織健康度レーダーチャートの使い方

  1. ご自身が案内されたサーベイ名もしくは表示したいグループをクリックしてください
    1. クリックすると「チャートのデータの変更や参照をするためには、インタラクティブ・モードを開始する必要があります。」というウインドウがでるので「開始」を選択してください
    2. 選択されている集団のところが緑色の網掛けで表示されます
    3. サーベイ名を選択するとサーベイ全体のレーダーチャートが表示されます
  2. 前項の条件で抽出されたレーダーチャートが表示されます
  3. 設問の全文はコチラです
  4. レーダーチャートの描画に使用された1人ずつの回答です(グループ毎に4人以下の場合は個人が特定される恐れがあるので、表記されません)

組織健康度レーダーチャートの読み方

※丸数字はチャートの時計の時間の方向という意味合いです 例:③→3時 ⑦→7時

STEP1: [睡眠時間⓪」「疲労回復①」の値と相互関係は?

※どちらも最低「3.0」は欲しいところです。目標「3.5」

  • 平均的な組織では、この2つ指標は、ほぼ同じ値になります
  • 睡眠が3.0以上の場合、以下の関係を見ます
    • 睡眠時間⓪」<「疲労回復①」の場合は、睡眠時間のわりに、疲労が回復していることを表します。このパターンは、「仕事が乗っている」「やる気になっている」「目標・意味感を持って仕事をしている」など、職場が全体的に上手くいっている時に見られやすいです
    • 睡眠時間⓪」>「疲労回復①」の場合は、睡眠時間のわりに、疲労が回復していないことを表します。「仕事が上手くいなかい(仕事が前に進んでいない)」「成長実感がない」「自分の強みが活かせていない(弱みで仕事していることが多い)」「人間関係でイライラしている」「会社に行きたくない」などネガティブな感情が蔓延していることを想定し、他の指標を注意深く見るとよいでしょう
  •  疲労回復①が3.0未満はとにかく集団が疲れていると思われます。睡眠時間⓪が3.0未満は、判断力に問題が出てきうるラインで注意が必要です
    ※睡眠時間「3.0」≒ 1日あたりの睡眠時間 6時間
  • 進捗⑪成長⑨強み⑥ が、疲労感との相関が強いといわれています

STEP2: Emergencyな状況は?

以下のいずれかの状況に当てはまる場合は、Emergencyな状況と理解した方がよいです。

  • 期待の理解③が「3.5未満」
  • プロセス④⑥⑪成長⑨の指標が「3.0未満」
  • 関係性②⑤⑦⑧の指標が「3.0未満」

項目別の解説

  • ゴール③⑩プロセス④⑥⑪関係性②⑤⑦⑧成長⑨の質問に対して「1」や「2」と回答している場合、ポジティブな要素がないだけではなく、ネガティブな「何か」があると考えるきっかけとしてみてはいかがでしょう?
  • 例えば、「期待役割が何か分かっている③」という設問に対して、「1」や「2」と回答する場合、単に、「期待役割が分かっていない」のではなく、「理不尽なことをやらされている」「上が何をしたいのかわからない」などネガティブな感情が存在すると考えたほうが良いことが多いです。また、職場の平均が、3.5未満ということは、このような状況が職場単位で存在していることを示唆していると言えます
  • 強みの発揮⑥」の場合は、「仕事ができない」「仕事がよくわからない」「多くの仕事がどんどんきてコントロールできない」「失敗ばかりしている」「上手くいっていない」など、能力的に現在の業務に耐えられない人が一定数いるといったことはないでしょうか?
  • 関係性②⑤⑦⑧の項目が低い場合は、「いじめられている」「軽んじられている」「非難されている」「理不尽な扱いを受けている」といった可能性はないでしょうか?

STEP3: 各指標の平均点は?

GOODライン

  • ゴール(主に期待の理解③)は「4.2以上」
  • プロセス④⑥⑪成長⑨は、「4.0以上」
  • 関係性②⑤⑦⑧の指標は、「4.0以上」

    ※取り組む際の優先順位は基本、ゴール→プロセス→関係性。

STEP4: 各指標の5点の分布は?

特に期待の理解③に5点は何人いるでしょうか?

STEP5: その他の指標を組み合わせて見ると?

「期待の理解③」と「フィードバック(以下、FB)④」の関係

  • 期待の理解③が4.0以上ある場合、期待の理解③よりFB④が0.1~0.3ぐらい低い状態が良いバランスであることが多いです
  • FBがそれより少ない⇒FB不足の恐れがあります(例:上司の関与が少ない?同僚や顧客との接点が少ない?)
  • FBがそれより多い⇒FB過剰の恐れがあります(例:上司のマイクロマネジメント?)

「期待の理解③」と「目標共有⑩」の関係

  • 期待の理解③ >>目標共有⑩ :個人がバリバリ仕事を進めているベテランなど?個人商店になっている?
  • 期待の理解③目標共有⑩ :上司から期待、目標などは共有されているが、個人の腹落ちは進んでいないといった状況が考えられるかもしれません

「上司の理解⑧」と「メンバー内の助け合い(協力)⑤」の関係

  • 4.1以上あるときには、上司の過剰関与が考えられるかもしれません
  • メンバー内の助け合い⑤とのバランスにも注意しましょう。一般的に、上司の理解⑧よりも助け合い⑤の方が高いほうが良い傾向にあります

その他

  • 項目間のダイナミクスの視点は組合せや解釈に傾向はありません
  • 対話しながら色々な状況を検討をしていくと、今まで見えなかったものが見えるようになってくるかもしれません

STEP6: 個人に焦点を当てた時に、特に気になる人はいるか?

※匿名の個人毎の回答状況は、5人以上のチームのみ表示しています


データのダウンロード方法

  1. ダウンロードしたいデータを選択して緑色の網掛けにする
  2. 件数が期待数とほぼ同じか確認する
  3. 「詳細データの表示」ボタンを押す
  4. 「エクスポート」ボタンを押す
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