下記のように9時00分00秒となっている時間を表す列があったとします。しかし、データタイプが時間型ではなく、キャラクター型となっています。
そのため、今回は時間型のデータにしたいです。
列ヘッダメニューからデータタイプを変換からhms(時間)タイプに変換を選択します。
しかし、これでは9時00分00秒を時間型として読み込むことができません。
これは、Rの関数が時・分・秒を区切り文字として認識できないため起こっています。
そのため、9時00分00秒を9:00:00にしたいです。
列ヘッダメニューからテキストデータの加工(関数) のある文字列を置き換える(全て) を選択します。
計算を作成のダイアログが表示され、計算エディタにはstr_replace_allという関数が入力されています。
str_replace関数の詳しい説明は下記をご覧ください。
計算エディタには下記を入力して実行します。
str_replace_all(<列名>, "時|分", ":")
時・分を“:”に置き換えることができました。
文字列の最後にある秒は不要のため、取り除きたいです。
列ヘッダメニューからテキストデータの加工(UI) の取り除くを選択します。
テキストデータの加工のダイアログが表示されます。
取り除きたいテキストに秒を入力します。元の値を見ると秒がハイライトされています。
プレビューボタンをクリックすると、新しい値にて秒が取り除かれていることがわかります。
実行すると秒を取り除き、9時00分00秒を9:00:00の形式にすることができました。
列ヘッダメニューからデータタイプを変換を選び、hms(時間)タイプに変換を選択します。
計算を作成のダイアログが表示されるため、そのまま実行ボタンをクリックします。
時間型のデータにすることができました。