Exploratoryの中で加工したデータを、Exploratoryクラウドにパブリッシュすることでプライベート・モードかパブリック(公開)モードのどちらかで共有することができます。これらのデータを共有する方法について紹介していきます。
今回は従業員データを使用します。
データを他の人に共有したい場合、Exploratoryでは、エクスポートとパブリッシュの2つの種類があります。
まずは、エクスポートとパブリッシュの違いについて見ていきます。
エクスポートから説明していきます。
エクスポートでは様々な種類のファイル形式に対応しています。そして、自身のPCのフォルダなどにファイルを書き出したあとで、そのファイルをメールやチャットなどで転送することで他の人とデータを共有することができます。
次に、パブリッシュでデータを共有する方法です。
パブリッシュは、データを自身のPCにファイルを保存するのではなく、Exploratory Cloudというサーバーにデータをアップロードします。そして、共有された人たちはそこからダウンロードして、Exploratoryにインポートすることができます。
パブリッシュのメリットとしては、下記が挙げられます。
それでは、実際にデータを共有するためにエクスポートとパブリッシュを試してみましょう!
データフレーム右上にあるエクスポートから「ステップ・データをCSVでエクスポート」を選び、セパレータをコンマ(,)を選択します。
ファイル名を入力して保存を実行すると、データをエクスポートすることができます。
このデータをメールやSNSなどを使って共有することができます。
データフレーム右上にあるパブリッシュを選択します。
ダイアログが開くため、もし特定の人のみに共有したい場合はプライベートにチェックをします。
※ Exploratory Publicの場合は、プライベート・モードの使用ができません。
ダウンロードできるファイル形式は、EDFとCSVが対応しています。
設定ができたらパブリッシュを押します。
パブリッシュできたら、URLが生成され、緑の文字の(ブラウザで表示)をクリックします。
データをパブリッシュすることができました。
なんと、サマリビューも見ることができます!
次に、「Share」ボタンを押し、共有設定をします。
URLでシェアしたい場合は、URL横にある「Enable」を押し、表示されたURLをクリップボードにコピーして共有します。
メールにて共有したい場合は、メールアドレスを入力し、コンマ(,)で分けることができます。
Exploratory.ioからアクセスできるデータの場合は、スケジュール機能を使うことができます。
日付が変わったタイミングでデータを自動で更新するといったこともできるので、毎日データの進捗を確認したい場合などにとても役立ちます。