今回は、売上データを使用していきます。
このデータは一行が一日の売上高のデータとなっています。
データの期間は2015-01-01から2018-12-31までとなっています。
今回は、特定の日付との売上高の差を割合として求めたいとします。
例えば、最初の日付である2015-01-01の売上高と比べて低いのか高いのかを割合で求めたいです。
列ヘッダメニューから表計算を作成を選び、 …からの差の割合 の最初の値を選択します。
計算を作成のダイアログが開き、計算エディタには最初の値からの差の割合の計算式が入力されています。
最初の値からの差の割合の計算式をわかりやすくすると下記のようになっています。
(売上 - 最初の行の売上) / 最初の行の売上 * 100
最初の値を求めるためにfirst関数を使用して求められています。
(Sales - first(Sales)) / first(Sales) * 100
実行すると、最初の値(2015-01-01)からの差の割合を求めることができました。
次に、特定の日との差の割合を求めたいとします。
列ヘッダメニューから計算を作成を選択します。
特定の日付との差の割合を求めるには下記のようになっています。
(売上 - 特定の日の売上) / 特定の日の売上 * 100
この特定の日の売上は列名の後に 角確固 [ ] を使用することで、指定することができます。
特定の日付の売上を求める式
Sales[Date == ymd("2015-01-01")]
つまり、特定の日付との差の割合を求める式は、下記のようになります。
(Sales - Sales[Date == ymd("2015-01-01")]) / Sales[Date == ymd("2015-01-01")] * 100
計算エディタに先程の計算式をコピー&ペーストで貼り付けて実行します。
この際、日付は最初の日付の2015-01-01を指定しておきます。
新しい列に特定の日付(2015-01-01)との売上の差を割合として求める列を作成できました。最初に作成した表計算での最初の値との差の割合の計算結果と値が同じになっているのが確認できます。
では、2015-02-01に比べて売上高が低いのか高いのかを割合として比べてみます。
計算を作成の中にあるトークンをクリックします。
計算を作成のダイアログが開くので、計算エディタに下記の計算式を入力します。
先ほどと違うのは日付が2015-02-01になっている点です。
(Sales - Sales[Date == ymd("2015-02-01")]) / Sales[Date == ymd("2015-02-01")] * 100
実行すると、特定の日付(2015-02-01)からの差の割合を求めることができました。
今回使用した下記の計算式を用いることで、特定の日付の値との差を割合として求めることができるので、是非使ってみてください。
(Sales - Sales[Date == ymd("yyyy-mm-dd")]) / Sales[Date == ymd("yyyy-mm-dd")] * 100