今回はユニコーンデータを使用します。
このデータは一行が1ユニコーン企業のデータとなっていて、列には国などの列があります。
例えば、バーチャートで下記のように国ごとに行の数、つまりユニコーン企業数を可視化したとします。
X軸の国を見てみると、United StatesやUnited Kingdomという値があります。
今回はこのUnited StatesをUSへ、United KingdomをUKへと新しい値に置き換えたいです。
その場合、サマリ・ビューまたはテーブル・ビューの列ヘッダメニューから値を置き換えるを選び、新しい値を指定を選択します。
すると、値を置換するためのダイアログが表示されます。
元の値には一意な値が表示されます。
もしカテゴリーの数が多い場合には、値を検索することができます。
新しい値にUS, UKを指定して実行します。
国名を新しい値に置き換えることができました。
バーチャートで確認してみても、United StatesがUSに、United KingdomがUKに置き換わっていることがわかります。
今回のように元の値を新しい値に置き換えたい際には、新しい値を指定 (Recode) という機能が使えます。
しかし、この機能はそれだけではありません。
新しい値を指定(Recode)の機能を使うと、任意のグループを作ることができます!
例えば、下記のようにUS, China, UK以外をその他グループにしたいとします。
その場合、初期値を設定するにチェックするだけでその他のグループを作ることができます。
先ほどの新しい値に置換しているステップのトークンをクリックします。
ダイアログが表示されるため、初期値を設定するにチェックをして実行します。
これにより、USとUK以外の国がOthers(その他)のグループに置き換えられました。
念のため、サマリ・ビューで確認します。
今回は、Chinaも残したいのでもう一度トークンをクリックしてダイアログを開き、Chinaも新しい値として入力します。
実行すると、国がUS, China, UKとOthers(その他)のグループになっていることがわかります。
新しい値を指定(Recode)を使って、任意のグループを作ることができました。
実はこの値を置き換える機能はデータラングリングだけじゃなく、チャートからも使うことができます!もしチャートから値を置き換えたい場合は、下記をご覧ください。