バーチャートと表計算を使って、合計値に対する割合のチャートの作り方をご紹介します。
サンプルデータとして従業員データを使用していきます。
このデータは1行が1従業員で、列には年齢や性別、職種などの列があります。
今回のゴールは表計算の「割合」を使用して職種ごとの男女比率を可視化します。
チャートを新規作成し、タイプにバーを選択します。
職種ごとにみたいため、X軸にJobRoleを選択します。
Y軸には自動で行の数が割り当てられ、職種ごとの従業員数(行の数)が可視化されました。
色に「Gender」を割り当て、それぞれのバーをGenderごとに分割していきます。
しかし、女性のバーの長さを比べても、従業員数(行の数)に違いがあるため、男性と女性の比率を比べていくことはできません。
そのため、表計算の割合を使うことで、職種ごとの男女比率を可視化していくことができます。
Y軸の横にあるメニューボタンをクリックし、クイック表計算の「合計値に対する割合」を選択します。
それぞれの職種ごとに男女比が可視化されました。
Y軸のスケールは割合なので、100%が上限となっていて、そのなかで男性と女性の割合が算出されています。
この会社では、職種がHuman ResourcesとLaboratory Technicianの男性比率が約70%と他の職種に比べて高いようです。