今回はサンプルデータとしてユニコーン企業のデータを使用します。
このデータは1行が1ユニコーン企業で、列には時価総額(Valuation)や投資家(Investors)の列があります。
投資家(Investors)の列を見てみると、Softbankがいくつかの企業に投資しているようです。
そのため、今回はSoftbankが投資しているユニコーン企業にTRUEのラベルをつけたいです。
Investorsの列ヘッダメニューからテキストデータの加工(UI) を選び、変換するを選択します。
テキストを変換のダイアログが表示されました。
変換のタイプにマッチするかどうか(TRUE/FALSE) を選択します。
マッチする文字列には「Softbank」と入力します。
大文字・小文字を無視するに「はい」を選択すると、大文字と小文字が関係なく、文字列さえ一致していればTRUEを返すことができます。
プレビューボタンをクリックすると、文字列にSoftbankが含まれていると新しい値にTRUEが返ってきていることがわかります。
ちなみに、左下に自動生成されたRのコードが表示されています。こちらのコードをコピーして計算を作成に貼り付けることで、同様の処理をすることができます。
新しく列を作成にチェックをして、任意の列名を入力して実行ボタンをクリックします。
文字列にSoftbankが含まれている行にTRUEのラベルをつけることができました。
サマリ・ビューから作成した列を見てみると、Softbankが投資している企業数は31件ということがわかりました。
このように特定の文字列が含まれているかどうかラベルをつけることで、可視化やアナリティクスで幅が広がります。
例えば、バーチャートでX軸に作成したSoftbankが投資したかどうかの列を選び、Y軸にValuationの合計値を選択します。
これにより、Softbankが投資しているユニコーン企業の時価総額の合計値を可視化することができ、その額はなんと242億ドルもあるようです。