今回は従業員データを使用していきます。
列には入社日と退社日の列があります。
退社日の列に注目してみると、欠損値 (<NA>) がたくさんあります。
社員がまだ会社を辞めていないためこのデータでは欠損値となっています。
そのため、今回は退社日の列にある欠損値に今日の日付で埋めたいです。
退社日の列ヘッダメニューから欠損値(NA)を操作を選び、欠損値(NA)を特定の値に置き換えるを選択します。
計算を作成のダイアログが表示され、既にimpute_na
という欠損値を特定の値で埋めることができる関数と、引数が入力されています。
カーソルがある、val = ""
に今日の日付の “2020-02-29” を入力します。
これにより、退社日の欠損値を今日の日付で埋めることができました。
しかし、この方法には問題点があります。
今日の日付が変わった時、その度に値を変更しなければいけません。
そう言った時に、常に今日の日付を返すことができるtoday
関数が使えます。
today()
先ほど作成した計算を作成のステップのトークンをクリックします。
欠損値を埋める値にtoday()
を入力します。
これにより、日付列の欠損値を今日の日付で埋めることができました。