データにある不要な行を指定して取り除くことができる 行を選択(Slice) という機能を紹介します。
サンプルデータとして、政府の統計データ(e-stat)にある年齢・男女別人口推移データを使用します。
多くのデータは綺麗に整えられずに、汚いままのデータで共有されています。
例えば、下記のデータをみてください。
このデータを見ると最初の1行目から5行目までが不要な行ということがわかります。そして、6行目にある総数といった行は、チャートなどで合計値を求められるため不要です。
そのため、このデータにある1行目から6行目までを取り除きたいとします。
そんな時に使えるのが 行を選択(Slice) という機能です。
ステップの横にあるプラスボタンからこれだけを残す/削除するを開き、その中から行を選択を選びます。
行を選択のダイアログが表示されるので、除くにチェックをして、始めの行と終わりの行に行番号を入力します。
今回の場合は、始めの行に1を、終わりの行に6を指定します。
これにより、データにある不要な行を指定して取り除くことができました。