youtube202109のデータにcategoryIdの結合からJP_categoryのデータのcategoryNameを追加した。
Entertainmentの割合が28.65%,Gamingの割合が19.45%でこの二種類の動画だけで全体の48.1%と約半分を占めていることがわかる。また、Entertainmentの割合が全体の25%以上を占めていて、他の割合に比べて圧倒的に高いことがわかる。Entertainmentは枠組みが他のカテゴリーに比べて大きいため絶対数が必然的に多くなったと考えられる。
Entertainmentは50から67をあたりを推移していて他のカテゴリーに比べて圧倒的に高い。ピークを9月12日に迎え、それ以降微増はあるが減少傾向である。Gamingは33から44を推移し、People&Blogは21から44の間で追い越しあっている。Gamingに大きな変化は見られないが、People&Blogは9月17日がピークであるが波が大きい。次はMusicが多く、Travel&EventsyScience&Technologyは0付近を推移している。
クラスター1にはEntertainmentの割合が最も高く、次にGaming、People&Blogの順で割合が高く含まれている。また、クラスター1には全てのカテゴリーが含まれている。クラスター2にはMusicが100%で含まれている。クラスター3にはMusicの割合が50%、Entertainmentの割合が20.68%で含まれている。クラスター3にも多くのカテゴリーが含まれている。
マイクラが最も多く含まれ、次にapaxが多く入っている。マインクラフトは以前から人気が高いため、実況が行いやすく、様々なことが行えるため視聴者が年に関係なく楽しめるだゲームである結果だと考え、apaxは現在流行りのゲームで人気である結果であると考えた。その次にフォートナイトも入っているがこれはapaxと似ているゲームであるためapaxと同様な結果であり、その他の単語には実況を行う際にほとんどの投稿者が書く文言が含まれている。
高いのが9月15日であり、429,429,282回を記録している。15日から18日は視聴数が高い。現在人気のあるEveのツイッターを遡ると2021年9月10日に「遊生夢死」というMVをYouTubeにアップしたことを投稿しており、16日には5日で300万再生を超えたとコメントしている。また、YOASOBIが9月16日に「大正浪漫」という曲をプレミアム公開していた。9月15日付近に人気アーティストの音楽配信が続いた結果、15日から18日に視聴回数が増えたと考えられる。
BLACKPINKの視聴回数が圧倒的に高いことがわかる。YouTubeは若者の使用が多く韓国グループが若者に人気が高いことが一つの要因と考えられる。さらに2021年8月8日に「BLACKPINK THE MOVIE」が上映され、9月24日に追加上映が確定した。これによりBLACKPINKの曲を見返したい人や興味を持った人が増加したと考えられる。その次はSMTOWN、JYP Entertainmentの順に多くともに韓国に関するものであり、日本のK-POP好きが顕著に表れている。
動画数は「THE FIRST TAKE」が最も多く、韓国グループの他には「King&Prince」、「Six TONES」、「Snow Man」という順に多くなっている。「THE FIRST TAKE」は人気アーティストが出演するため、アーティストの楽曲が増加すると動画数も増加すると考えられる。「King&Prince」、「Six TONES」、「Snow Man」はジャニーズでとても人気があるためそれにより動画数が多いと考えられる。しかし、(6-2)の結果と比較するとK-POPの動画視聴数と投稿数は多いが、その他は動画数が多いからと言って視聴回数が多いわけではなく、動画視聴回数と動画数の相関は高いわけではないとわかる。
「music video」、「live」、「official」の単語が多く次に、「bts」、「大正浪漫」や「yoasobi」という単語が多くタイトルに含まれていることが分かる。(6-1)で考察したようにYOASOBIは「大正浪漫」をYouTubeに投稿し、音楽関係者の多くに「大正浪漫」が取り上げられたと思われる。「music video」などはアーティストが音楽動画を投稿するときなどに多く使うため多く含まれていると考えられる。「bts」は韓国グループでありBLACKPINK同様若者から人気のあるbtsはタイトルに含まれることも多くなるとわかる。
likes,dislikes,view_count,comment_countの4つの変数を用いて相関を見たところ、すべて0.86以上の相関があり、強い相関が見られた。その中でもdislikes,view_countは約0.9628の相関があり最も高い。しかし、likes,view_countは約0.9145の相関でありdislikesとの相関よりも低い。このことから、否定的なコメントを行う人ほど視聴回数が多いことがわかる。view_count,comment_countは約0.9152の相関があり、当然視聴回数が多いほうがコメントの数も多いことがわかる。