前回のレポート
国別に見る大学の研究成果の社会・企業への還元の状況 (https://exploratory.io/note/XVv6IQa2SR/UNN0ddE0TH) の深掘り(かな?)
前回のレポートでは、 下図の散布図で、
日本の大学はランキングが上がると、income(大学へのビジネス経由の収入)が下がる傾向がわかった。
わさびさん(@A_KI_h2)の箱ひげ図の使い方を参考に、バイオリン図を使ってみた。
年別に4か国(日本、アメリカ、イギリス、中国)のincomeの分布をプロット。
国名はアメリカをUS、イギリスをUKに省略表記した。
下図より日本は中国に次いで、中央値が高いことが分かる。一方で、イギリスはincomeの低いところに、多くの分布が集まっている(玉ねぎみたいだ)
今回の分析でわかったこと
1.日本は中国に次いで、incomeの中央値が高い。
2.イギリスは玉ねぎの国
前回のレポートの結論
日本の大学はランキングが高いとincomeが下がる
と併せると、以下の結論になるだろうか
3.日本のincome(稼ぐ力)は平均して強い。しかしランキングが上がると、稼ぐ力は弱まる。
多面的にデータを見ないと、予測・分析のミスリードは十分にあり得るのだなと思った。今回のレポートも絶対に正しいとは断定できない。ご指摘あると嬉しいです。
おわり