生存曲線を作成した際、生存率が100%から始まらない理由

Exploratoryでは、カプランマイヤー法を使用した生存曲線を作成できますが、生存曲線を作成した際、生存期間は通常100%から始まるべきですが、100%より少ない値で始まってしまう場合があります。

この問題は開始時期と終了時期の値が同一になっている観察対象のデータが存在している(開始タイミングでイベントが発生している)ことを表しています。

このような生存曲線を描くこと自体に問題はありませんが、もし、生存曲線が100%になるようにしたい場合、開始時期と終了時期が等しいデータを除外することで、対応が可能です。

開始時期と終了時期が等しいデータを除外する

開始時期と終了時期が等しいデータを除外したいときには、開始時期の列ヘッダーメニューから「フィルタ」の「等しくない」から、「日付」選択します。

日付のダイアログが表示されたら、値のタイプに「列」を選択のうえ、終了時期の列を選択し、実行します。

これで、開始日と終了日が同一のデータを取り除くことが可能です。なお、開始時期や終了時期が欠損値を含む場合は、「欠損値を残す」にチェックをつけてください。

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