元のデータの単位を保持しつつ、6ヶ月間の移動平均の列を追加する方法を紹介します。
このデータは銘柄ごと、日毎に行をもつ株価のデータです。
このデータの元の単位を保持したいため、メインのデータフレームから派生したデータフレームであるブランチを作成します。
そのため、ステップの中から「ブランチを作る」をクリックします。
ブランチについての詳細はこちらをご覧ください。
次に、ブランチデータフレームを開きます。
列ヘッダメニューから「集計」を選択します。
グループには銘柄、日付の月単位を選び、値には株価(adjsuted)の列を指定します。
これで月単位のデータに集計することができました。
次に、株価(adjsuted)の列の「表計算」の「移動計算」の「平均値」を選択します。
グループに対して銘柄を割り当てます。
移動平均の区間を変更したい場合は、移動平均の緑のテキストをクリックし、ウィンドウサイズを変更することで可能です。
これによってブランチ側は商品ごと、月毎に行を持ち6ヶ月移動平均の列が追加されることになります。
メインのデータフレームに戻ります。
日付列から丸め処理の月の「日付の切り捨て」を行います。
この月単位での切り捨て処理は新しく列として作成をしておくようにします。
最後に、銘柄と月単位で切り捨てした列から「結合」を実施します。
キー列は商品、月単位の日付列を選びます。
実行することで元の1行1日付のデータを保持しながらも、月単位での移動計算をした列を追加できます。