EDA Salon 第14回 - 世界のエネルギーデータ

今回のEDASalonのお題は、イギリスにある石油やガスなどのエネルギー事業を展開するbp(British Petroleum)が提供する2021年の世界のエネルギーデータです。

現在、世界では地球温暖化の対策のために二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを掲げています。日本でもパリ協定の規定に基づき、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロを目指すといった宣言しています。

そこで、どの国や地域で二酸化炭素などの排出量が多いのか、その傾向はどうなっているのかをテーマとして、世界のエネルギーデータをもとに分析してみてください。

データの概要

データはこちらからExcel形式でダウンロードいただけます。

このデータは、二酸化炭素の排出量や石油やガスなどのエネルギーごとにシートが分かれているデータとなります。そのため、ご自身の興味合わせてデータをインポートしてください。

データは英語で表記されているので、もしわからない場合は下記のテーブルを参考にしてみてください。

英語名 日本語名
Carbon Dioxide 二酸化炭素
Oil 石油
Gas ガス
Coal 石炭
Nuclear Energy 原子力発電
Hydroelectricity 水力発電
Renewables 再生可能エネルギー

例えば、石炭(Coal)の生産量(Production)のデータを利用したい場合は、Coal: Productionといったデータを扱うことになります。Contentsのページからデータをクリックすることで、該当するシートを開くことが可能です。

もし、石炭の消費量(Consumption)のデータを利用したい場合は、Coal: Consumptionのデータになります。

世界のエネルギーデータの使い方

今回のデータの多くは、年ごとに列がある「ワイド型」のデータになっているので、可視化をするためには年と値をそれぞれ一つの列にまとめた「ロング型」のデータにする必要があります。

詳しくは、下記の動画にてデータの加工方法、可視化方法を紹介しているのでご参照ください。

サンプルの質問

世界のエネルギーデータを使って分析をするにあたって、下記のような質問を設定してみてください。

  • どの国で二酸化炭素の排出量が多いのか。
  • 二酸化炭素の排出量が上昇または下降している国はどこか。
  • 二酸化炭素の排出量と石油やガスなどのエネルギーはどういった関係があるか。

EDA Salonへの参加方法

Exploratoryでデータを可視化したり、分析したら、それをノートに簡単にまとめて、「EDASalon」というタグ付きでパブリッシュしてみて下さい!

EDA Salonへの参加方法の詳細は下記をご覧ください。

Exploratoryをまだ持っていない方

Exploratoryをまだお持ちでない方は、フルバージョンを30日間の無料トライアルで試すか、パブリックバージョン(Exploratory Public)を無料で使うことができるのでぜひサインアップしてみてください。