今回のEDASalonのお題は、イギリスにある石油やガスなどのエネルギー事業を展開するbp(British Petroleum)が提供する2021年の世界のエネルギーデータです。
現在、世界では地球温暖化の対策のために二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを掲げています。日本でもパリ協定の規定に基づき、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロを目指すといった宣言しています。
そこで、どの国や地域で二酸化炭素などの排出量が多いのか、その傾向はどうなっているのかをテーマとして、世界のエネルギーデータをもとに分析してみてください。
データはこちらからExcel形式でダウンロードいただけます。
このデータは、二酸化炭素の排出量や石油やガスなどのエネルギーごとにシートが分かれているデータとなります。そのため、ご自身の興味合わせてデータをインポートしてください。
データは英語で表記されているので、もしわからない場合は下記のテーブルを参考にしてみてください。
英語名 | 日本語名 |
---|---|
Carbon Dioxide | 二酸化炭素 |
Oil | 石油 |
Gas | ガス |
Coal | 石炭 |
Nuclear Energy | 原子力発電 |
Hydroelectricity | 水力発電 |
Renewables | 再生可能エネルギー |
例えば、石炭(Coal)の生産量(Production)のデータを利用したい場合は、Coal: Productionといったデータを扱うことになります。Contentsのページからデータをクリックすることで、該当するシートを開くことが可能です。
もし、石炭の消費量(Consumption)のデータを利用したい場合は、Coal: Consumptionのデータになります。
今回のデータの多くは、年ごとに列がある「ワイド型」のデータになっているので、可視化をするためには年と値をそれぞれ一つの列にまとめた「ロング型」のデータにする必要があります。
詳しくは、下記の動画にてデータの加工方法、可視化方法を紹介しているのでご参照ください。
世界のエネルギーデータを使って分析をするにあたって、下記のような質問を設定してみてください。
Exploratoryでデータを可視化したり、分析したら、それをノートに簡単にまとめて、「EDASalon」というタグ付きでパブリッシュしてみて下さい!
EDA Salonへの参加方法の詳細は下記をご覧ください。
Exploratoryをまだお持ちでない方は、フルバージョンを30日間の無料トライアルで試すか、パブリックバージョン(Exploratory Public)を無料で使うことができるのでぜひサインアップしてみてください。