アンケートデータで5段階評価の質問が複数あった時に、その回答者の中で高評価(4以上)の回答の件数が何件あったかを知りたいとします。
そこで、「summarize_row」関数を使うことで、4以上の回答の件数を回答者ごとに求めることができます。
複数の質問の中で条件に合った回答をしているものの数を回答者ごとに計算したい。
今回は、顧客満足度調査の1行が1回答者を表す形式のデータで、質問に対する5段階評価の回答があります。今回は4以上の評価の回答数を回答者ごとに求めたいです。
列ヘッダメニューから「計算を作成」の「標準」を選択します。
計算エディタには、summarize_row関数を使用し以下のように設定します。
summarize_row(across(c(サービスの使いやすさ:価格)) >= 4, sum, na.rm=TRUE)
それぞれの引数の説明は以下となります。
列名を「4以上の回答数」を設定して実行します。
新しく「4以上の回答数」の列が作成されました。
サマリ情報やチャートを確認すると、4以上の回答数の分布や平均値を確認することが可能です。