曜日が含まれる文字列データがあり、チャートなどで可視化した時に曜日順で並ばないことがあります。
しかし、曜日には順序があるために、曜日順で並んだ状態で表示をさせたいです。
そこで、曜日が含まれる文字列データを曜日順で並び替える方法を紹介します。
顧客セグメントと曜日情報を含む列が文字列型(キャラクター型)で保存されているため、曜日順での自然な並び替えができない。
今回は下記の顧客ごとの売上データを使用します。
事前準備: 顧客セグメントと曜日の列をくっつける
「顧客セグメント」と「曜日」の列を選び、「複数の列をつなげる」を選択します。
複数の列を繋げるのダイアログが表示されるため、実行します。
これにより、「顧客セグメント」と「曜日」をくっつけた列をつくることができました。
例えば、この列を使ってピボットテーブルで集計をした際に、曜日の順番が整理されていません。
そこで、以下のように通常の曜日順で表示するように設定していく方法を紹介します。
データの並び替えを行う
まずは顧客セグメントでの並び替えをするために、列のヘッダーメニューから「並び替え」の「昇順」を選択します。
並び替えのダイアログが表示されるため、「実行」をクリックします。
次に、曜日でも並び替えるために、列のヘッダーメニューから「並び替え」の「昇順」を選択します。
並び替えのダイアログが表示されるため、「実行」をクリックします。
曜日をくっつけた列をファクター型に変換する
顧客セグメントと曜日をくっつけた列のヘッダーメニューから「値の順序をセット」の「元のデータ順」を選択します。
計算エディターには、元のデータ順で順序をつけられるfct_inorder関数が適用されています。
顧客セグメント_曜日の列では、事前に並び替えたデータ順に順序がつけられることが確認できます。
これらの手順により、顧客セグメントごとに曜日順で並んだデータを表示することができます。