Excelのデータでは、列名が年月を表す日付タイプのデータとなっています。
しかし、インポートをした際に以下のように日付を表す列名が数値になってしまうことがあります。
Excelでは日付の値を1900/1/1を基準として経過日数としてデータを持っていることが原因となります。
そこで、列名の年月がインポート後に数値(例:43831)になっている時の対処法について紹介します。
その過程で、ワイド形式のデータをロング形式に変換し、Excelの特殊な日付表現を適切な日付形式に変更する手順を説明します。
列名に含まれる年月(例:2020年1月)が数値(例:43831)として認識されてしまう。
ワイド形式からロング形式へのデータ変換
今回のデータは年月ごとに列が別れたワイド型のデータとなっています。
ロング型に変換をしていきたいののですが、今回の場合、「国」列以外の全ての列が対象となります。
列ヘッダメニューから「ワイド型からロング型へ」を選択し、「選択された列を除く」を選びます。
新しく作成される列の名前を設定します。
実行することで、日付と売上の2つの列にまとめたロング型に変換することができました。
数値(Excel)から日付型への変換
新しく作成された「日付」の列ヘッダメニューから「データタイプを変換」の「数値からExcel日付に変換」を選択します。
計算エディタに「excel_numeric_to_date」関数が自動的に入力されているので、「実行」ボタンをクリックします。
これにより、数値として認識されていた年月データが正しい日付形式(例:2020年1月)に変換されました。
この方法を使用することで、Excelからインポートした際に発生する年月データの数値化問題を解決し、適切な分析や可視化を行うことができます。
ロング型に変換をすることで、特に時系列データの扱いが容易になり、チャートなどでX軸に日付、Y軸に売上などの値を割り当てて可視化することが可能になります。