アンケートでは「逆点項目」といって、回答スコアが低ければ良い回答であり、高ければ悪い回答として設定することがあります。
そういった時に、他の質問と同じく、回答スコアが高ければ良い回答であると解釈しやすくするために、回答項目のラベルと値の組み合わせ(1:良い ~ 5:悪い)を逆点させる方法について紹介をしています。
アンケートデータに逆転項目が含まれている場合、そのままのスコアで分析すると正確な結果が得られないことがあります。例えば、「当社の製品には多くの問題がありますか?」という逆転項目で高スコアをつけた回答者は、実際には製品に対して否定的な評価をしていることになります。このような逆転項目のスコアを適切に解釈し、他の項目と統一的に分析するためには、スコアを反転させる必要があります。
データは1行が1回答者で、各列にアンケートの質問に対する回答が含まれている形式です。
例えば、「製品の問題点の多さ」や「サポートへの不満」といった2つの列は、逆転項目となっています。
値を反転させたい列のヘッダーメニューから「値を置き換える」の「新しい値を指定」を選択します。
表示されるダイアログで、元の値と新しい値の対応を以下のように設定します。
これにより、アンケートデータ内の逆転項目のスコアを適切に反転させることができます。反転後は、高スコアが良い評価を示すようになり、一貫性のある分析が可能になります。