Exploratory アワー #539 - 営業指標: 顧客あたりの売上の計算

「顧客あたりの売上」は、既存顧客からの売上を増やすことを考えたときに、営業にとって重要な指標の1つです。そこで、「顧客あたりの売上」の計算方法を紹介しています。

問題

通常の注文や売上や注文のデータには、顧客あたりの売上の情報はないため、計算する必要があります。

解決方法

今回は、1行が1つの注文を表していて、列には、どこの誰が、いつ、何を、いくらで買ったかという情報が含まれている注文データを利用します。(動画で解決方法を確認したい場合はこちらをご参考くさい)

まずは、月ごとの売上と顧客数を集計するために、 注文日の列ヘッダーメニューから「集計」を選択します。

集計のダイアログが開いたら、日付の単位を「月」に変更します。

続いて値に「売上」を選択し、集計関数をSUM(合計値)に変更します。

次に顧客数を集計するために、値に「顧客ID」を選択し、集計関数に一意な値の数を選択します。

これによって計算される値は顧客数になるため、列名の編集アイコンをクリックし、新しい列名に「顧客数」と入力します。

プレビューボタンをクリックして確認し、問題がなければ実行ボタンをクリックします。

次に顧客あたりの売上を計算します。

「売上」の列ヘッダーメニューから「計算を作成」の「標準」を選択します。

計算を作成のダイアログが開いたら、計算エディタに売上 / 顧客数と入力します。

新しく列を作成にチェックを入れ、列名を「顧客あたりの売上」と設定しまし、「この列の後に作る」に「最後の列」を選択し、実行します。

これで、月ごとの「顧客あたりの売上」を計算できました。

ビデオ

参考情報

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