時系列データにおいて直近1年間の売上合計を月毎に計算したいことがあります。
その場合は、表計算を使って各月に対して過去12ヶ月の売上を合計する移動計算を行うことで可能です。
月次の売上データがあるものの、各月における直近1年間(12ヶ月)の合計値を算出したい。
今回は1行が1ヶ月毎の売上データを使用します。
売上の列ヘッダーメニューから「表計算を作成」を選択し、「移動計算」の「合計値(SUM)」を指定します。
表計算のダイアログが表示され、デフォルトでは移動計算の区間は7(7ヶ月)となっています。そのため、12ヶ月に変更するため、「移動合計」をクリックします。
表計算の設定のダイアログが表示されるため、ウィンドウサイズを12に変更して1年間の移動合計を計算できるようにします。
新しく作成される列の名前を「売上_移動合計」にします。
年月の列が日付順に正しく並んでいない場合は、「計算前にデータを並び替える」にチェックをつけ、年月の列を選び、「昇順」を選択します。
すべての設定が完了したら、「実行」ボタンをクリックします。
これにより、各月における直近12ヶ月の売上合計が計算され、新しい列として追加されます。