Excelなどのデータでは、セル結合により複数行にまたがって列名に必要な情報が分散してしまうことがよくあります。このような状況では、手動で列名を一つ一つ変更していくのは非常に時間がかかり効率的ではありません。
そこで今回は、ExploratoryのAIプロンプト機能を活用して、複数行にまたがる列名の情報を使って、適切な列名に変更する方法について紹介します。
Excelからインポートされたデータにおいて、セル結合により列名にしたい情報が複数行に分散している。特定の列にのみ情報が存在し、他の関連する列では情報が欠けている状態となっている。手動での列名変更では時間がかかり、ミスが発生する可能性も高い。
例えば、以下はワクチンの接種回数のデータですが、列名が驚くほど汚いです。列名が複数行、複数列に跨っているため、これを1つずつ修正しようとするのはやりたくない作業のひとつです。
そこで、以下のプロンプトを実行します。
1行目から4行目の情報を使って列名にして
複数行、複数列にまたがる列名を、データを元に判断をして一括で変更をしていることがわかります。
ステップとして実行することで、複数行、複数列にまたがる列名を綺麗にすることができました。