Y軸に複数の指標を選んだ時に指標ごとに可視化したい

Exploratoryのチャートでは、Y軸に複数の指標を選択した際に、データ加工を行わずに指標ごとに個別のチャートを作成することができます。この機能により、異なるスケールや単位を持つ複数の指標を効率的に比較・可視化できます。

役立つ人

複数の指標を同時に分析したい方、異なるスケールを持つデータを比較したい方にお役立ていただける機能です。

問題

売上、ダイレクトメール費用、オンライン広告費用など、異なるスケールや値の範囲を持つ複数の指標を1つのチャートで表示すると、値の大小関係により一部の指標が見えにくくなってしまいます。各指標を個別のチャートで可視化したい場合、データをワイド型からロング型に変換することで対応できますが、データ加工の手間が発生します。

解決方法

複数の指標を列に持つデータを分析する際、指標ごとに値の範囲(スケール)が大きく異なることがよくあります。

この時それぞれの指標を個別のチャートで可視化する方法として、データをワイド型からロング型に変換する方法があります。

これは、複数の列に分かれている指標を「指標」と「金額」の2列にまとめる手法です。この変換により、チャートの「色で分割」や「繰り返し」機能を使用して指標ごとの可視化が可能になります。

しかし、Exploratoryでは、データ加工を行わずにチャート機能の「繰り返し」オプションを使用することで、同様の結果を簡単に実現できます。

Y軸に複数の指標を選択した状態で「繰り返し」機能の「Y軸の列ごと」オプションを使用すると、選択した各指標について個別のチャートが自動生成されます。

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参考資料

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