Exploratory アワー #640 - AI プロンプトの活用事例 - 郵便番号を元に都道府県の列を作成する
Exploratoryにおいて、郵便番号データから都道府県情報を含む新しい列を作成する際、通常のUIでは複雑な処理が必要となります。しかし、AIプロンプト機能を活用することで、郵便番号の上位2桁を基準とした都道府県識別ルールを適用し、効率的に都道府県列を生成することが可能です。
今回は、顧客データに含まれる郵便番号情報を元に、AIデータ加工機能を使用して都道府県ごとの分析を可能にする手順を紹介します。
問題
顧客データには郵便番号の情報は含まれているものの、都道府県を表す列が存在しないため、地域別の分析を行うことができない。
郵便番号をそのまま使用して都道府県ごとの比較分析を実行することは困難であり、購買金額などの指標を都道府県別に集計して分析するためには、郵便番号から都道府県を識別する新しい列の作成が必要となります。
使用したプロンプト
郵便番号から都道府県の列を作成するために使用しているプロンプトは以下となります。
郵便番号の上2桁の番号をもとに、都道府県の列を作成してください。
上2桁の番号における都道府県の分類は以下を参考にしてください。
北海道→00、04、05～09
青森県→03
岩手県→02
宮城県→98
秋田県→01
山形県→99
福島県→96、97
茨城県→30、31
栃木県→32
群馬県→37
埼玉県→33～36
千葉県→26～29
東京都→10～20
神奈川県→21～25
新潟県→94、95
富山県→93
石川県→92
福井県→91
山梨県→40
長野県→38、39
岐阜県→50
静岡県→41、42、43
愛知県→44～49
三重県→51
滋賀県→52
京都府→60、61、62
大阪府→53～59
兵庫県→65、66、67
奈良県→63
和歌山県→64
鳥取県→68
島根県→69
岡山県→70、71
広島県→72、73
山口県→74、75
徳島県→77
香川県→76
愛媛県→79
高知県→78
福岡県→80～83
佐賀県→84
長崎県→85
熊本県→86
大分県→87
宮崎県→88
鹿児島県→89
沖縄県→90