アンケートの設問名を短縮して扱いやすくしたい
アンケートデータを分析する際、設問文がそのまま列名になっていると、データの表示や分析作業が非常に不便になります。ExploratoryのAIデータ加工機能を使用することで、長い列名を自動的に短縮し、データの視認性を大幅に改善することができます。
役立つ人
アンケートデータを扱う方、長い列名のデータを効率的に管理したい方、データの視認性を向上させたい方にお役立ていただける機能です。
問題
アンケートデータをExploratoryにインポートすると、設問文がそのまま列名になってしまうことがよくあります。
列名が長くなると、画面内に収まる列数が少なくなり、列名が省略されて「…」と表示されてしまうため、データ全体が見づらくなります。さらに、チャートを作成した際にも、長い列名が表示されることで見栄えが悪くなってしまうという問題があります。
解決方法
UI操作で列メニューから「列名を変更」を選択し、1つずつ手動で列名を変更することも可能ですが、設問数が多いアンケートでは非常に手間がかかります。
AIデータ加工機能を使用することで、既存の列名を自動的に分析し、適切な短い列名に一括変換することができます。必要に応じて、自動生成された列名を手動で微調整することも可能です。
今回は1行が1つのアンケート回答を表し、列には各設問の内容が長い文章として含まれているアンケートデータを利用します。
テーブルビューから「AI データ加工」ボタンをクリックします。
AIプロンプトのダイアログが開いたら、プロンプト入力欄に以下のプロンプトを入力し実行します。
列名を短縮して
プロンプトを実行すると、AIが既存の列名を分析し、適切な短い列名を自動的に提案します。
例えば「あなたの性別を教えてください」という列名は「性別」に、「サポートの対応品質に満足していますか」という列名は「サポート品質」に短縮されます。
「ステップとして実行」ボタンをクリックすると列名が短縮され、複数の列を一目で確認できるようになりました。
チャートを作成した際にも短縮された列名が表示されるため、見栄えの良いビジュアライゼーションを作成することができます。