Exploratory
アワー #711 - AI プロンプト: 不要な列をいっぺんに削除するExcelデータなどをインポートする際に、列と列の間に意図的に作成された空白列や、データが全く含まれていない不要な列が存在することがあります。これらの不要な列はデータの品質を低下させ、分析の妨げとなるため、効率的に削除することが重要です。特に列数が多いデータの場合、手動での削除は時間と手間がかかります。
今回は、ExploratoryのAIプロンプト機能を活用し、これらの不要な列を一括で削除する方法について解説します。
Excelからインポートされたデータには、しばしば空白の列や分析に不要な列が含まれていることがあります。これらの列は、データ分析の精度を低下させるだけでなく、データ加工のプロセスを複雑にする原因となります。
今回使用するデータは「営業成績データ」であり、1行が営業担当者のデータに対応し、年齢、経験年数、地域などの属性情報や営業成績に関する列が含まれています。このデータには、Excelからのインポート時に生成された「…4」や「…9」といった完全に空白の不要な列が存在します。

これらの不要な列を一括で削除するために、ExploratoryのAIプロンプト機能を使用します。
テーブルビューから「AI データ加工」ボタンをクリックし、プロンプトの入力欄に「不要な列を削除して」と入力します。

このプロンプトを実行すると、Exploratoryはselect関数を用いたRスクリプトを生成します。select関数は列の選択に使用され、列名の前にマイナス記号(-)を付けることで、その列を削除する指示となります。
このステップを実行することで、データ内の空白列が効率的に削除されました。
