
複数のデータフレームを扱う際に、特定のデータフレームと一致する行と列のみを抽出したいことがあります。そこで今回は、別のデータフレームと一致する行、列のみを残す方法を紹介します。
データ分析において、複数のデータフレームを連携させる際、以下のような課題に直面することがあります。
ExploratoryのAIプロンプト機能を利用することで、複数の手動操作を一度に実行し、データ加工プロセスを簡素化できます。
テーブルビューから「AI データ加工」をクリックします。

プロンプト入力欄に「@」を入力して「注文リスト」データフレームを選択します。

プロンプトには、「注文リストのデータにある列のみを残してください。その後は注文リストのデータと共通する行のみを残してください。」と入力します。

このプロンプトは、「列の選択」と「共通する行のみを結合」の2つの操作をまとめて指示するものです。
プロンプトを実行すると、Exploratory AIはRスクリプトと使用している関数の説明、そして期待される結果を返します。期待される結果の文章を確認し、処理内容が正しいことを確認したら、「ステップとして実行」を選択します。

これにより、AIプロンプトが自動的に必要なRスクリプトを生成し、「注文リスト」データフレームと一致する行と列のみが残されたデータフレームが作成されます。
