
Exploratoryのナンバーのチャートでは、メインの数値とともに1年前の値や、1年前の差の割合などのサブ指標を表示できます。バージョン14からは、このサブ指標のラベルテキストを自由にカスタマイズできるようになり、実際のビジネス状況に合わせた表現が可能になりました。
ダッシュボードを作成している方、不定期なデータ収集を行っている方、独自の比較期間の表現を使いたい方にお役立ていただける機能です。
ナンバーチャートでサブ指標を表示する際、データの収集タイミングが不定期な場合に問題が発生します。例えば、アンケートを3ヶ月ごとに実施する予定だったものの、実際には実施タイミングが1ヶ月ずれてしまった場合、「vs.1ヶ月前」という自動生成されたラベルが実態と合わなくなります。このような場合、サブ指標のラベルを「vs. 前回」といった適切な表現に変更したいというニーズがあります。
今回は1行が1つのアンケート回答を表し、列には回答日時、NPS(顧客推奨度)などの情報を持つデータを利用します。このデータは不定期に集計されたNPSの値が含まれています。

まず、ナンバーチャートを作成するために、チャートビューに移動します。
チャートタイプのメニューから「ナンバー」を選択し、今回はあらかじめ計算されている「NPS」を選択します。

次に特定の最新タイミングのデータを表示するために、「変化率の表示」メニューをクリックします。

ダイアログが開いたら、「日付単位で集計」を選択します。

今回のアンケートデータは月ベースで集計されているため、日付の単位で「月」を選択し、プレビューボタンをクリックすると、各月ごとのNPS値が集計されたバーチャートが表示されます。この例では4回のアンケート実施分が表示されます。

前回のアンケート結果との差を表示するために、比較の対象メニューから「前の値」を選択します。

なお、毎月アンケートを定期的に実施している、隔月で実施しているといった場合であれば、前の期間の値を選択し、指定した任意の期間と比較することが可能です。
今回は、前回実施されたアンケートがいつの実施になるかが変動することがあるため、「前の値」を選択しています。
プレビューボタンをクリックすると、前回の値との差がサブ指標として表示されます。

デフォルトでは、月単位で集計しているため、サブ指標のラベルが「vs. 1ヶ月前」と表示されます。しかし、実際のアンケート実施タイミングが1ヶ月前ではない場合、この表示は実態と合いません。

そこでラベルのテキスト欄に「vs. 前回」など、実態に合った表現を入力し、プレビューボタンをクリックすると、指定したラベルテキストでサブ指標が表示されます。

これで、実際のビジネス状況に合わせたサブ指標のラベル表示に変更できました。この機能を活用することで、データ収集のタイミングが不定期な場合でも、適切な表現でダッシュボードを作成することができます。