Exploratory アワー #755 - フィルタ: 欠損値を残したままデータをフィルタしたい

Exploratoryには、データをフィルタして特定の値だけを抽出する機能があります。バージョン14から、フィルター実行時に欠損値を残したままフィルタが可能な新しいオプションが追加され、より柔軟なデータ処理が可能になりました。

役立つ人

データ分析において欠損値を含むデータを扱う方、特定の値と欠損値の両方を保持したままデータをフィルタリングしたい方にお役立ていただける機能です。

問題

データをフィルタリングする際に、特定の値(例:アジアと北米)を抽出したい場合、従来の方法では欠損値が自動的に除外されてしまいます。しかし、分析の目的によっては欠損値も重要な情報として残しておきたいケースがあります。以前のバージョンでは、欠損値を残すために複数のフィルターステップを作成する必要があり、操作が煩雑でした。

解決方法

バージョン14から追加された「欠損値を残す」オプションを使用することで、フィルター実行時に特定の値と欠損値の両方を1つのステップで保持できるようになりました。

今回は1行が1つの注文を表し、列にはマーケット、注文日、商品情報などの情報を持つデータを利用します。

このデータのマーケット列には、全体の約20%の欠損値が含まれています。

そこで今回は「アジア」と「北米」と欠損値にデータをフィルタします。

マーケット列のヘッダーメニューから「フィルター」、演算子に「どれかに等しい」を選択します。

フィルタのダイアログが開いたら、マーケットの一覧リストから「アジア」と「北米」を選択します。

この状態で実行すると、アジアと北米のどれかに等しいという条件でフィルタされるため、欠損値は除外されてしまいます。

そこで、バージョン14で追加された「欠損値を残す」オプションにチェックを入れます。これにより、アジアと北米の値に加えて欠損値も残すことができます。

実行ボタンをクリックすると、フィルタのステップが追加され、マーケット列のサマリー情報を確認すると、アジアの値、北米の値、そして欠損値がそのまま残っていることが確認できます。

このように、欠損値を残したままフィルタを設定したい場合には、フ「欠損値を残す」オプションを有効にすることで、1つのステップで欠損値を保持したままフィルタが可能です。

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参考情報

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