Exploratory アワー #792 - ピボットテーブル: 任意のカテゴリーの集計値をデータ全体の行数で割りたい

Exploratoryのピボットテーブルでは、カテゴリーごとに集計された値をデータ全体の行数(全注文件数など)で割ることで、全体に対する割合を計算することができます。この記事では、固定値を使う方法と、データが変動しても動的に対応できる表計算を活用した方法の2つを紹介します。

役立つ人

ピボットテーブルで集計データを扱っている方、カテゴリーごとの集計値を全体に対する割合として分析したい方にお役立ていただける機能です。

問題

ピボットテーブルでカテゴリーごとに集計を行うと、各行の集計値はそのカテゴリーの範囲内でのみ計算されます。そのため、全注文数に対する各カテゴリーの返品率など、集計されたカテゴリーの枠を超えた計算をピボットテーブル内に直接追加することができません。

解決方法

例えば、製品サブカテゴリーごとに注文件数・売上・返品件数・返品率を集計したピボットテーブルがある場合を考えます。このテーブルで計算できる返品率は、あくまでそのカテゴリー内の集計に基づくものです。

一方、全注文に対して各カテゴリーの返品がどれぐらいの割合を占めるかという「全体返品率」を求めたい場合、カテゴリーごとのグループ化を超えた集計が必要になります。しかし、ピボットテーブルの仕組み上、グループ化の枠を超えた計算を行ごとに直接追加することはできません。

この課題に対応するため、以下の2つのアプローチを紹介します。

1つ目は、現在のデータから算出済みの全体件数(例:51,290件)をカスタム計算に直接入力する方法です。操作が簡単ですが、データが更新されると都度修正が必要になります。

2つ目は、元データに表計算を使って全行数を列として追加しておき、その列の平均値を分母に使う方法です。データが変わっても動的に対応できるため、ダッシュボードやノートで継続的に利用する場合に適しています。

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参考情報

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