Excel シリーズ: 複数の列をつなげて1つの列にまとめる方法

Excelで行っていた作業を、Exploratoryでどのように簡単に解決していけるのかを紹介するExcelシリーズです。

今回はその中でも、「複数の列をつなげて1つの列にまとめる方法」について紹介をしていきます。

Excelでは「CONCAT」関数を使って値をつなげることができますが、Exploratoryではどのように列をつなげるのかをご紹介します。

今回は日ごとの売上データを使用していきます。

データを見ると「年」、「月」、「日」に列が分かれているため、日付データとして可視化をしていくことができません。

そのため、下記のように「年」、「月」、「日」を1つの列にまとめて日付といった列を作りたいです。

Shiftキーを押しながら「年」、「月」、「日」の列を選び、列ヘッダメニューから「複数の列をつなげる(Unite)」を選択します。

「複数の列をつなげる(Unite)」のダイアログが表示されました。

新しい列名には「日付」を指定します。

区切り文字は複数の列をつなげる際に、区切る文字を指定することができます。今回は区切り文字に「ハイフン(-)」を指定します。

実行することで「年」、「月」、「日」をまとめた「日付」の列を作ることができました。

日付列のデータタイプがCharacter(文字列)型になっているため、Date(日付)型に変換します。

列ヘッダメニューから「データタイプを変換」を選び、「Date(日付)/ POSIXct(日付時間)型に変換」を選び、「Year, Month, Day」を選択します。

計算を作成のダイアログが表示され、計算エディタには日付型に変換するための関数のymd関数がすでに適用されているため、実行ボタンをクリックします。

実行することで、Date(日付)型に変換することができました。

今回のように、複数の列をつなげたいときには「複数の列をつなげる(Unite)」を使うことで簡単にまとめることができますので、ぜひご活用ください。

参考資料

複数の列をつなげる方法については他にも参考資料がありますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。

  • 2つの列を一つにまとめたい(欠損値が含まれている場合) - リンク
  • 日付の列と時間の列をくっつけて日付時間型のデータにしたい - リンク
  • 複数の列の値がマッチした場合、新しい値を割り当てたい - リンク
  • 複数の行に入っている値をコンマ区切りで一つの値にまとめたい - リンク
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