Exploratoryで処理をしたデータのバックアップを取る方法

Exploratoryでデータのバックアップは可能ですか?という質問をいただくことがあります。

結論から申し上げると、Exploratoryではレポジトリに処理済みのデータが保存されておりレポジトリをクラウドストレージなどに定期的にコピーをして保持をしておくことで可能です。さらにプロジェクトをパブリッシュすることでサーバー側での保持も可能です。

レポジトリのバックアップ

Exploratoryで作業したプロジェクトは、ローカルのレポジトリに自動的に保存されます。

このレポジトリには以下の重要な情報が含まれています。

  • プロジェクト内で処理されたすべてのデータ
  • ユーザーアカウント情報
  • プロジェクトのメタデータ
  • データコネクション設定
  • 地図データやRパッケージなどの関連情報

レポジトリはデフォルトでホームディレクトリの.exploratoryフォルダに保存されており、PCの買い替え時などには、このフォルダを新しいマシンに移行するだけで環境を完全に移行できます。

新しいPCへの移行やOSのバージョンのアップグレードをする場合は、以下のノートを参照してレポジトリを移行してください。

ノートを見る

プロジェクトパブリッシュによるサーバー保持

プロジェクトのみをバックアップする別の方法として、プロジェクトのパブリッシュ機能を活用することができます。

プロジェクトをサーバーにパブリッシュすることで、以下のメリットがあります。

  • サーバー側でプロジェクトが保持される
  • チームメンバーとの共有が可能
  • 変更履歴の管理ができる
  • 万が一ローカルにあるレポジトリが失われても、サーバーからインポートして復旧可能

プロジェクトのパブリッシュは「パブリッシュ」ボタンをクリックしてパブリッシュを選択するだけで簡単に実行できます。

プロジェクトのパブリッシュに関する詳細は、以下のノートをご覧ください。

ノートを見る

もしプロジェクトのパブリッシュがセキュリティなどの関係でできない場合、プロジェクトをエクスポートしておくことで、.epfといったプロジェクトファイルが作られるため、こちらをインポートすることでもプロジェクトを同じ状態で再現が可能です。

Export Chart Image
Output Format
PNG SVG
Background
Set background transparent
Size
Width (Pixel)
Height (Pixel)
Pixel Ratio