Exploratoryでは、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスであるGoogleアナリティクスからデータを直接インポートして、可視化や分析をしたり、それらの結果をレポート(ノート、ダッシュボード)形式でまとめることも可能です。
データフレームのプラスボタンから「クラウドアプリケーション」を選択します。
クラウドアプリケーション・データソースのダイアログが表示されるため、「Google Analytics」を選択します。
アクセス権限の設定のダイアログが表示されるため、「権限の付与」をクリックするこおでブラウザに遷移し、Google アカウントでログインした上でガイドに従って権限を付与します。
Google Analyticsデータをインポートのダイアログが表示されるため、アカウントやプロパティなどの設定を行います。
次に、データを取得する際に「ディメンション」と「指標」を選択し、実行することでデータを確認できます。問題がなければ、「保存」ボタンを押すことでデータをインポートすることが可能です。
下記のセミナーにて、Google アナリティクスのデータの活用方法に紹介しています。
アジェンダ:
Google アナリティクスから取得したデータを元に、ダッシュボードなどをパブリッシュしてスケジュールした時に”vpc service controls request is prohibited by organization's policy"のエラーが発生することがあります。
このエラーはGoogleプロジェクトのVPCにサーバーのURL(http://exploratory.io/)またはオンプレ、ホステッドサーバーの場合はIPアドレスが追加されていないことが原因だと考えられます。
こちらのページを参考に、VPC側でサーバーのURLまたはIPアドレスを設定をすることで、スケジュールのエラーを解決することができます。
上記で設定をしてもまだエラーが出る場合、組織レベルで設定されているポリシーに違反しているために接続がブロックされている可能性があります。
ポリシー違反の詳細を確認するためには、こちらのウェブサイトにある手順でGoogle側のログをご確認ください。
またこちらのウェブサイトにあるように、VPC Service Controls の IP アドレス制限では、Web API の呼び出しに用いられた接続元 IP アドレスがチェックされるため、接続元 IP アドレスが IPv6 アドレスの場合はアクセスレベルでも IPv6 アドレスを許可する必要があります。
もしくは、使用されているGoogle アカウントでBigQueryやGoogle アナリティクスなどにアクセスできるように権限設定されていない場合も同様のエラーが出ることがあります。
その場合は、Exploratory デスクトップで許可されている権限を、サーバーでも同様に許可をしていただく必要があります。