インタラクティブ・チャート - 閲覧者向けのチャートの編集機能の紹介

ExploratoryではViewer(閲覧者)アカウントを無料で作ることができ、Viewerユーザーの方達とノートやダッシュボードなどを共有することができます。

Exploratoryのv11では、Viewerユーザー(閲覧者)がノートやダッシュボード内のチャートをインタラクティブに操作できる「インタラクティブ・チャート」の機能が追加されました。

この機能によって、閲覧者が自分で見たいチャートに素早く確認することができ、様々な視点からのデータの理解が可能になります。

どういった時に使えるのか

インタラクティブ・チャート機能は、チーム内でデータ分析した結果を共有し、それを閲覧者側で探索が必要な場面で特に有用です。

例えば、営業チームが月次の売上データをダッシュボードで共有している場合、閲覧者(Viewerユーザー)から以下のような質問があったとします。

  • このチャートを特定の商品やセグメントの人に絞り込んで売上の推移を見たい。
  • 売上の推移ではなく、顧客数の推移に変更したい。

そう言った時に、これまではExploratoryデスクトップが使えるダッシュボードの作成者がデスクトップのアプリを開いてチャートの編集を行い、その結果を共有する必要がありました。

しかし、インタラクティブ・チャートの機能によって、閲覧者がダッシュボードから直接チャートの編集を行えることで、閲覧者から発生した質問をそのまま自分自身で確認することができるようになります。

使い方

インタラクティブ・チャートへのアクセス

インタラクティブチャートは、ダッシュボードまたはノートで使用することが可能です。

ノートの場合

ノートの場合は、チャートの右上にある「インタラクティブ・チャートを開く」のボタンをクリックします。

ダッシュボードの場合

ダッシュボードの場合も同じく、チャート上部にあるヘッダーの中に「インタラクティブ・チャート」のボタンがあります。

このボタンをクリックすることで、チャートの編集画面にアクセスすることができます。

チャートの編集

「インタラクティブ・チャートを開く」のボタンをクリックして、チャートの編集ダイアログが表示します。

このダイアログ内では、チャートタイプの変更はもちろん、軸の設定、フィルターの適用、リファレンスラインの追加など、デスクトップアプリケーションと同等の編集機能が利用できます。

注意点

インタラクティブ・チャート機能は、データの探索と分析に特化した機能です。そのため、チャートの設定変更は一時的なものとなり、変更内容を保存することはできません。これは、オリジナルのダッシュボードのチャートの設定を保護するためです。

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