売上、注文、アクセスログなど、日付や時間の列を持つデータがあったときに、常に最新(例: 今日まで)のデータが手元にあるとは限りません。
例えば、システムや業務プロセスの都合で、得られる最新のデータは常に先月あるいは先週までのデータといったことも少なくありません。
そのようなデータを使って、直近(データ上の最後にタイミング)のN年/月/週/日分のデータに絞りこんで可視化をすることは、よくやることの1つです。そこで、このノートでは、2024年の5月31日(末日)が最後の日のデータを使って、直近のN年/月/週/日にデータをフィルタする方法を紹介します。
直近のデータをフィルタする方法はいくつかあるのですが、まずは「相対日付」演算子を使ってデータをフィルタする方法を紹介します。
日付型の列のヘッダーメニューから「フィルタ」、「相対日付」を選択します。
すると、日付の単位の選択肢が表示されます。例えば、直近、「6ヶ月」のデータにフィルタしたければ「月」を選択します。
すると以下のようにフィルタのダイアログが表示され、選択した日付の単位が「日付タイプ」に指定されるので、「値のタイプ」に「データの最後の〜(年、月、週、日など)」を選択し、値を入力します。
例えば、直近の6ヶ月にデータをフィルタをしたいときには、上記の画像のように設定するわけです。
上記の設定でフィルタを実行すると、直近の6ヶ月にデータをフィルタできていることが確認できます。
なお、前述した結果と同じ結果は、「フィルタ」、「以後」を選択した後に表示される「最後の日からN日前/週間前/ヶ月前/年前」といった選択肢が表示されます。
例えば、「最後の日からNヶ月前」を選択すると以下のようにフィルタのダイアログが表示されるので、任意の値を指定することで、同じように直近のデータにフィルタすることが可能です。