Exploratoryのテーブル、集計テーブル、ピボットテーブルにおいて、特定の列の値をURLとして利用したり、列の値を埋め込んでリンク化することが可能です。
そこで、3つのパターンで値をURLリンク化する方法について紹介します。
今回は以下のようなデータを使用し、Countryの列の値を対象にURLリンク化していきます。
チャートタイプに「テーブル」を選択します。
「列の選択と設定」をクリックします。
テーブルに表示したい列(例: Country)をクリックして追加します。
追加した列の右側にある編集ボタンをクリックします。
フォーマットの設定ダイアログにある「URLリンク」セクションの「有効にする」にチェックを入れ、URLの入力欄に、URLとして使用したい列を${列名}
の形式で入力します。
例えば、URLの列の値をリンク化したい場合は${URL}
と入力します。
これによってテーブルの該当列が、指定したURL列の値でリンク化できます。
例えば、Japanをクリックしたとします。
これによってWebページ上で表示されていることが確認できます。
タイプから「集計テーブル」または「ピボットテーブル」を選択します。
グループ化に列(例: Country)を選択します。
グループ化に割り当てた列のメニューから「フォーマット」を選択します。
グループ化のフォーマットの設定ダイアログが表示されます。URLリンクのセクションの「有効にする」チェックボックスにチェックを入れ、URLの入力欄に以下のように指定します。
https://www.google.com/search?q=${Country}
これは、リンク化したいウェブサイトのベースURLと、列の値を埋め込むための${列名}
の形式を入力します。
これによって集計テーブルの該当列が、値を元にリンク化できます。例えば、Australiaをクリックしたとします。
これで集計テーブルまたはピボットテーブルの該当列が、ベースURLに対して追加された列の値を使用してリンク化されています。
タイプから「集計テーブル」または「ピボットテーブル」を選択します。
グループ化に列(例: Country)を選択します。
グループ化に割り当てた列のメニューから「フォーマット」を選択します。
グループ化のフォーマットの設定ダイアログが表示されます。URLリンクのセクションの「有効にする」チェックボックスにチェックを入れ、URLの入力欄に以下のように指定します。
https://www.google.com/search?q=${Country_ISO3}
これは、リンク化したいウェブサイトのベースURLと、列の値を埋め込むための${別の列名}
の形式で指定します。
例えば、この状態でAustraliaをクリックしたとします。
そうすると、Country_ISO3の列の値が正しく渡っていないことがわかります。
理由としては、URLリンクで別の列の値を使う場合は、グループ化に対してURLリンクで使用したい列を指定する必要があります。
これによってクリックをしても、別の列の値が正しく使われていることがわかります。
もしURLリンクのために使用している列を非表示にしたい場合は、列のメニューから「隠す」を使用します。
これによってURLリンクのために使用している列を非表示にすることが可能です。