Web Authoring: Webブラウザ上でチャートを新規作成する機能の紹介

Exploratoryの最新バージョンv11では、Webブラウザー上で直接チャートを作成・編集できる「Webオーサリング機能」が追加されました。これまでは、チャートの作成や編集をする際には、Exploratory デスクトップのアプリケーションを起動する必要がありましたが、この新機能により、パブリッシュされたデータを使って素早くブラウザ上でチャートの作成が可能となります。

どういった時に使えるのか

SQLやデータラングリング(データの加工・整形)の知識がないチームメンバーがデータを活用したい時に、チームメンバーが綺麗にしてパブリッシュしているデータを元にチャートを作成できます。例えば、営業チームがオンボーディングの成功率を分析する際、準備されたデータを使って、独自の視点でチャートを作成し分析することができます。

また、外出先やデスクトップアプリケーションがインストールされていない環境でも、Webブラウザーさえあれば、すぐにデータの可視化や分析が可能です。

使い方

データへのアクセス

まず、パブリッシュされたデータにアクセスします。Exploratoryのインサイトページにある「データ」セクションから、チャート作成で使用したいデータを選択します。

チャートの作成

データを選択したら、画面上部にある「チャートを作成」ボタンをクリックします。これにより、Webブラウザー上でチャートエディターが起動します。

チャートエディタでは、デスクトップアプリケーションと同様の機能が利用可能です。

例えば、チャートタイプの選択、X軸、Y軸の設定、カラーやサイズなどの視覚的な調整、フィルターの適用、リファレンスラインの追加などの全てのチャート機能が使用できます。

今回は以下のようにオンボーディングの成功率を表すXmRチャートを作成しています。

保存ボタンをクリックすることでチャートの作成が完了です。

作成されたチャートは、チームの他のメンバーに共有したり、作成しているノートに組み込むことができます。ノートへの追加方法はこちらをご覧ください。

また、保存後も必要に応じて編集や更新が可能です。

これらの操作はすべてWebブラウザー上で完結し、デスクトップアプリケーションを開く必要はなく、より効率的にチャートの作成・編集していくことが可能となります。

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