時系列のトレンドを可視化する際に使用されるラインチャートの作り方をご紹介します。
サンプルデータとしてAppleの株価データを使用していきます。
このデータは1行が1日の株価を表しています。
今回は、時間が経つに連れてAppleの株価がどのように推移しているかを見たいため、ラインチャートを選択します。
チャートを新規作成し、タイプに「ライン」を選択します。
X軸に「date」を選択します。
Y軸には調整済み株価である「adjusted」を選択し、集計関数に「平均値」を選びます。
日付の集計単位が「丸め処理の年」になっているため、1年ごとの株価の平均値が可視化されています。
月単位で見たい時には、日付の集計単位を「丸め処理の月」に変更します。
Appleの株価は2023年の1月以降に3月に下落していますが、4月以降にまた上昇していることがわかります。
より細かい日単位で見たい時は、日付の集計単位を「丸め処理の日」に変更します。
これにより1日ごとの株価の値動きを可視化することができます。
今回のように、時系列データのトレンドの変化をみたいときは、「方向」を可視化することが得意なラインチャートがおすすめです。