長野県松本市におけるオーバーツーリズム対策のための比較分析

こちらの内容は2024/12/20(金)に実施したExploratoryユーザー会#34のご発表内容となります。

スピーカー

清泉女子大学 関根 優梨 様

概要

清泉女子大学の関根様は、中部山岳国立公園における観光地のオーバーツーリズム対策を研究テーマとし、Exploratoryを活用したデータ分析を実施しています。

フィールドワークで得た定性的な知見に加え、長野県と松本市のオープンデータを用いて、コロナ前後の観光客数の推移、観光地別の月間推移、外国人利用者の動向を分析をしています。特に乗鞍エリアにおいて、扉温泉の質重視の観光スタイルが持続可能な観光モデルとして有効である可能性を示唆し、春冬シーズンの活性化や富裕層向け観光施策の効果を定量的に実証した事例をご紹介いただきました。

アジェンダ

  • 研究背景

    • 地球市民学科の特徴
    • フィールドワークによる現地調査
    • 持続可能な観光への問題意識
  • データ分析アプローチ

    • 分析の観点と使用データ
    • データラングリング手法
    • 可視化のテクニック
  • 分析結果

    • 観光地別の利用者推移比較
    • 季節性の変動分析
    • 外国人観光客の動向分析
    • XmRチャートによるシグナル検出
  • 研究手法の振り返り

    • データ分析と現地調査の相乗効果
    • 客観的分析の重要性

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