1行が「月-金」のように複数の曜日を表しているデータを曜日ごとに行に分割したい

例えば以下は1行が1人の従業員の勤務を表すデータです。

このデータを使って従業員の1週間あたり勤務時間を計算をしたいときには、1行が1人の1つの曜日の勤務時間のデータになっていると、集計が簡単にできるようになります。

そこで、こちらのノートでは、1行が「月-金」のように複数の曜日を表しているデータを曜日ごとに行に分割する方法を紹介いたします。

曜日の期間を、曜日の値に置き換える

今回のデータでやっかいなところは勤務曜日が曜日の「期間」を表している点で、例えば、1行目の従業員の「水-土」という値は、水、木、金、土という4つの曜日を表しているということです。

そこで、まずはこのデータを扱いやすくするために「曜日の期間」のデータを「曜日」のデータに置き換えます。

「勤務曜日」の列ヘッダーメニューから「値を置き換える」、「新しい値を指定」を選択します。

すると、「元の値を新しい値で置換」のダイアログが表示されますので、「曜日の期間」の値を「曜日」の値に置き換えます。

例えば「月-水」という値は、「月曜日, 火曜日, 水曜日」といった形で、後で分割可能な区切り文字(今回はコンマで利用)付きの値に置き換えます。

すると、以下のように曜日の期間を、複数の曜日の情報に置き換えることができます。

複数の曜日を行に分割する

「勤務曜日」の値を、複数の曜日の情報に置き換えることができたら、区切り文字を使って「勤務曜日」を行に分割していきます。

「勤務曜日」の列ヘッダーメニューの「分割」、「...で行に分割」、「コンマ」を選択します。

すると、「行に分割」するためのダイアログが開きますので、そのまま実行します。

1行が1人の従業員の曜日ごとの勤務時間のデータに変換することができました。

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