こちらのページでは、ダッシュボード、ノート、スライド、チャート、データフレームのデータをexploratory.io上で共有して、自動的に最新のデータに更新するときによくある問題を随時挙げていきます。
Exploratory Desktopからデータベースに接続して、ダッシュボードなどを作成した後で、これをexploratory.io上で共有したとします。 ここでデータのリフレッシュを行ったとき、デスクトップでは同じ分析が動作していたのに、exploratory.io上ではエラーになるというときに、考えられる原因について説明します。
データベースのIPアドレスが、社内のネットワークからのみ接続出来て、社外のインターネット上からは接続出来ないプライベートIPアドレスになってる場合、exploratory.ioのサーバーからのデータベースへの接続が失敗します。
以下の範囲のIPアドレスはプライベートIPアドレスですので、これ以外の範囲のパブリックIPアドレスをデータベースサーバーに割り当てる必要があります。
データベースサーバーのIPアドレスがパブリックだとしても、exploratory.ioのサーバーからの接続が許可されていないと、exploratory.ioでスケジュールしたダッシュボードなどのリフレッシュは失敗します。
exploratory.ioからデータベースへの接続元となるIPアドレスは以下です。こちらのIPアドレスからのデータベースサーバーへのアクセスを許可してください。
データベースがAmazon AWS上にある場合、AWSのセキュリティー・グループの設定で上記のexploratory.ioのIPアドレスからの接続を許可する必要があります。
Amazon AWSのSecurity Groupsの管理画面で、データベースサーバーと結びついているセキュリティーグループを選択して、Inboundタブの下で、Editボタンをクリックします。
表示されたダイアログボックスの中で、Add Ruleボタンをクリックしてルールを追加します。SourceでCustomを選び、exploratory.ioのサーバーのIPアドレスに、“/32” (単一のIPアドレスの指定であることを意味します。)を追加した、 “34.82.53.13/32” を入力して接続許可を追加します。“34.105.122.233/32”, “35.203.145.115/32”についても同様にルールを追加します。
Saveボタンを押すと、設定が保存されます。 exploratory.ioのダッシュボード等のページにもどり、再度リフレッシュを試してみてください。
例えば、データの開始日と終了日を指定してデータをフィルタするような処理を、パラメーターを使って実施したい場合、1つのパラメーターで完結することはできません。
これは、日付型のパラメーターは、値を1つしか取れないためで、もしパラメーターを使って日付の範囲を指定されたい場合、以下のように開始日と終了日のパラメーターをそれぞれ用意する必要があります。