こちらのページでは、ダッシュボード、ノート、スライド、チャート、データフレームのデータをexploratory.io上で共有して、自動的に最新のデータに更新するときによくある問題を随時挙げていきます。

データベースへの接続に関する問題

Exploratory Desktopからデータベースに接続して、ダッシュボードなどを作成した後で、これをexploratory.io上で共有したとします。 ここでデータのリフレッシュを行ったとき、デスクトップでは同じ分析が動作していたのに、exploratory.io上ではエラーになるというときに、考えられる原因について説明します。

データベースのIPアドレスがプライベートになっている

データベースのIPアドレスが、社内のネットワークからのみ接続出来て、社外のインターネット上からは接続出来ないプライベートIPアドレスになってる場合、exploratory.ioのサーバーからのデータベースへの接続が失敗します。

以下の範囲のIPアドレスはプライベートIPアドレスですので、これ以外の範囲のパブリックIPアドレスをデータベースサーバーに割り当てる必要があります。

  • 10.0.0.0 – 10.255.255.255
  • 172.16.0.0 – 172.31.255.255
  • 192.168.0.0 – 192.168.255.255

exploratory.ioのサーバーからデータベースへのアクセスが許可されていない

データベースサーバーのIPアドレスがパブリックだとしても、exploratory.ioのサーバーからの接続が許可されていないと、exploratory.ioでスケジュールしたダッシュボードなどのリフレッシュは失敗します。

exploratory.ioからデータベースへの接続元となるIPアドレスは以下です。こちらのIPアドレスからのデータベースサーバーへのアクセスを許可してください。

  • 34.82.53.13
  • 34.105.122.233
  • 35.203.145.115

Amazon AWSの場合

データベースがAmazon AWS上にある場合、AWSのセキュリティー・グループの設定で上記のexploratory.ioのIPアドレスからの接続を許可する必要があります。

Amazon AWSのSecurity Groupsの管理画面で、データベースサーバーと結びついているセキュリティーグループを選択して、Inboundタブの下で、Editボタンをクリックします。

表示されたダイアログボックスの中で、Add Ruleボタンをクリックしてルールを追加します。SourceでCustomを選び、exploratory.ioのサーバーのIPアドレスに、“/32” (単一のIPアドレスの指定であることを意味します。)を追加した、 “34.82.53.13/32” を入力して接続許可を追加します。“34.105.122.233/32”, “35.203.145.115/32”についても同様にルールを追加します。

Saveボタンを押すと、設定が保存されます。 exploratory.ioのダッシュボード等のページにもどり、再度リフレッシュを試してみてください。