支払いや注文データに、何回目の支払い(購買)なのかのデータあると、初回の支払いなのか、それ以外なのかがわかります。
初回の支払いかどうかがわかれば、新規顧客からの収益や、既存顧客からの収益などの指標を簡単に計算できるようになります。
そこで、このノートでは支払いデータに支払い回数の情報を追加する方法を紹介します。
今回のサンプルデータはサブスクリプション型のビジネスの支払いデータです。データはこちらのページからダウンロードできます。
このデータは、一行が一人の顧客の月ごとの支払い履歴を表していて、列には以下の情報があります。
支払い回数を計算するために「支払い日」の列ヘッダーメニューから、「表計算」、「ランキング(隙間なし)」の「昇順」を選択します。
このとき、支払い日のランキングを計算するのは、顧客ごとに日付が古い順にランキングをつけることで、何回目の支払い回数かを計算できるからです。
なお、このとき「隙間なし」を選択するのは、アップグレードのための異なる支払いが同日にあったときに、別の支払いとして扱われないようにするためです。
表計算のダイアログが開いたら、今回は顧客ごとにランキングを計算したいので、グループに「顧客ID」を選択し、プレビューボタンをクリックします。
最後に値の列名を、「支払い回数」に変更し、実行します。
これで支払い回数の情報を支払いデータにお追加できました。