「財務指標について適切に理解をしていると思いますか?」このような質問に、自信をもって、「理解している」と答えられるマーケティング担当者は、多くはありません。
しかし、多くのマーケティング活動は費用を伴うものであるがゆえに、ビジネスやマーケティング活動に関わる財務指標を理解することは、マーケティング担当者にとって、非常に重要と言えます。
そこで、こちらのノートでは、財務指標の1つでもある「投資回収期間(ペイバック・ピリオド)」について紹介いたします。
投資回収期間(ペイバック・ピリオド)は、企業が投資プロジェクトや施策に投じた資金を、その後の収益によって回収できるまでの期間を示す重要な財務指標です。
この指標は特に、新規事業への投資やマーケティングキャンペーンなど、大きな初期投資を必要とするプロジェクトの評価に不可欠です。プロジェクトの実行可否を判断する際や、複数の投資案件を比較検討する段階で、経営陣やプロジェクトマネージャーにとって重要な判断材料となります。
正味現在価値や内部収益率といった指標は、マーケティングの施策を実行するかどうかの判断には役立てられます。ただし、掛けた費用の回収に、どれだけの時間がかかるかはわかりません。
では、どうすれば、掛けた費用の回収に、どれだけの時間がかかるかを理解できるのかを、以下の実施している期間は違うものの、最終的に得られる利益が等しい、2つのマーケティング施策をもとに見ていきます。
施策1の場合、初期費用の回収に4年かかりますが、施策2の場合、回収に3年しかかかりません。
費用を回収できるのが未来になればなるほど、期待している分だけの利益をあげられるかどうかは、不透明になっていくため、**投資の回収かかる時間は短いほどが良い、**と言えます。
そのため、複数の施策のプランがあったときには、投資した費用の回収にかかる期間を比べて、採用する施策の検討に役立てられます。
そして投資した費用を回収した利益が上回るタイミングを投資回収期間(ペイバック・ピリオド)と呼びます。
今回、紹介した投資回収期間(ペイバック・ピリオド)以外にも、マーケティングの担当者様にとって重要な指標はいくつもあります。そこで、マーケティング担当者に関わる財務指標の作り方を紹介する動画を公開しています。
ぜひご覧ください!