このノートでは、改行文字()以降の文字列を取り除く方法をご紹介します。
今回はユニコーン企業のデータを使用します。
テーブルビューにて設定をクリックすると「空白を記号を使って表示」というオプションがあるためチェックします。
すると、空白や改行文字、タブ文字が記号を使って表されるようになります。実際に投資家の列を見ると、改行文字の記号(↩︎)が表示されていることがわかります。
今回は、この改行文字以降の文字列を取り除いていきたいです。
投資家の列ヘッダメニューから「テキストデータの加工」の「取り除く」を選び、「指定した文字の後の文字列」を選択します。
テキストデータの加工のダイアログが表示されました。
元の値を見ると改行文字の記号(↩︎)が表示されていることがわかります。
「空白、タブ、改行文字を表示」のオプションのチェックを外します。
すると改行文字の記号が表示されていたところは、「」が使われていたことがわかります。
改行文字以降を取り除くために、指定した文字に対して「(文字を指定する)」を選び文字に改行文字を表す「」を指定したとします。
ただ、この状態では改行文字以降の文字列を除くことができません。
この改行文字である「」は正規表現として扱われる文字のため、「正規表現」にチェックをつけます。
これによって、改行文字()以降の文字列を取り除けていることが確認できます。
実行することで、投資家の列から「改行文字()」を取り除くことができました。