オンプレミスサーバーからホステッドサーバーに移行する方法

こちらのノートではホステッドサーバーからオンプレミスサーバーに移行する方法とその手順を紹介します。

ホステッドサーバーはオンプレミスサーバーと異なり、Exploratoryがサーバーを管理しているため、弊社とやり取りをしていただきながら、移行を進めていただくことになります。

また移行先で希望される「SSLおよびホスト名」によって、移行の進め方は変わってきます。

なお、後述する「バックアップの取得」と「ホスト名とSSLを設定する」作業は平行して実施可能なため、平行して作業を進めることをおすすめいたします。

タイムライン

詳細は後述いたしますが、移行時のタイムラインの目安は以下の通りです。(ホステッド・サーバーの設定環境はすでに確定している前提となります)

ライセンスの開始1週間前

お客様には以下の対応の完了をお願いいたします。

  • ホステッド・サーバーのバックアップの取得とご共有
  • ホスト名とSSLに関する情報のご共有(ホスト名とSSLを設定する場合。詳細は後述いたします)

ライセンスの開始日

Exploratoryからお伝えする固定IPアドレスをもとに、お客様にはDNSの情報を更新いただきます。(ホスト名とSSLを設定しない場合、対応は不要です)

1. オンプレミスサーバーのバックアップを取得する

バックアップを取るもの

オンプレミス・サーバーのインストール用圧縮ファイルを展開して作成したディレクトリの下で、バックアップをとっておく必要があるのは、以下の3つのディレクトリとdocker-compose.ymlファイルです。

ディレクトリ

  • data: こちらのディレクトリには、ユーザー・アカウント、パブリッシュされたダッシュボード、ノート、チャートなどのメタデータが格納されたMongoDBのデータファイルが入っています。
  • users: こちらのディレクトリには、パブリッシュされたダッシュボード、ノート、チャートなどを構成するファイルが入っています。
  • rdata: パラメーターの設定に関連するファイルが入っています。

ファイル

  • docker-compose.yml: こちらのファイルには、サーバーの起動に必要な設定が書かれています。

バックアップの取得方法

バックアップ バックアップを取得するときには、オンプレミスサーバーを停止した上で、上記の2つのディレクトリとdocker-compose.ymlファイルの複製を作成し、保存してください。

バックアップをExploratoryに引き渡す

バックアップを取得したら、バックアップのデータサイズをExploratoryの担当者(普段やり取りをしている担当者がいない場合は、)までご連絡ください。

お客様に共有いただいたファイルサイズをもとに、弊社の担当者からファイルの受け渡し方法をお伝えしますので、案内された方法に応じてバックアップをExploratoryに引き渡していただきます。

弊社がバックアップを受け取りましたら、ホステッド・サーバー環境に対してサーバーのリストアを行い、リストアが完了した旨の連絡を差し上げます。

2. ホスト名とSSLを設定する

移行先のホステッド・サーバーで、ホスト名とSSLを設定したい場合、以下のどちらを希望されるかをご確認ください。なお、IPアドレスでホステッドサーバーにアクセスする場合、こちらのステップは不要となります。

  • オンプレミス・サーバーと同じドメインを継続して利用する
  • オンプレミス・サーバーと異なるドメインを利用する、あるいは、ホステッド・サーバーの利用に合わせてドメインの利用を開始する

オンプレミス・サーバーと同じドメインを継続して利用する

移行後もオンプレミス・サーバーと同一のドメイン名でSSLを利用したい場合SSLの設定ガイドの「exploratory.your-company.comのように、お客様のドメインを使用したホスト名を利用したい場合」のセクションに記載の内容に従って対応を進めてください。

オンプレミス・サーバーと異なるドメインを利用する、あるいは、ホステッド・サーバーの利用に合わせてドメインの利用を開始する

オンプレミス・サーバーとは異なるドメインを利用する、あるいは、ホステッド・サーバーの利用に合わせてドメインの利用を開始する場合は、SSLの設定ガイドの「your-company.exploratory.ioのようにExploratoryのドメインを使用したホスト名を利用したい場合」のセクションの内容を記載の内容に従って対応を進めてください。

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