データを可視化する際によく使われるバーチャートの作り方をご紹介します。
サンプルデータとして従業員データを使用していきます。
このデータは1行が1従業員で、列には年齢や給料、職種などの列があります。
今回は職種ごとに給料の平均値が異なるのか、バーチャートを使って可視化していきます。
チャートを新規作成し、タイプに「バー」を選択します。
職種ごとにみたいため、X軸に「職種」を選択します。
Y軸には自動で行の数が割り当てられ、職種ごとの従業員数(行の数)が可視化されました。
今回は、職種ごとに給料の平均値を比べたいため、Y軸に「給料」を選び、集計関数には「平均値」を選択します。
すると下記のように、職種ごとの給料の平均値がバーとして可視化されました。
職種が「マネージャー」や「リサーチディレクター」の場合は給料の平均値が高いことがわかります。
どの職種の給料の平均値が高いのか、低いのかを比べやすくするために並び替え(ソート)をしていきましょう。
並び替え(ソート)のチェックボックスにチェックをつけます。
給料の平均値が高い職種から順に並び替えることができました。
このバーチャートを見ると、3つのグループがあるように見えます。
給料の平均値が高い職種と、中間に位置する職種、そして低い職種があることがわかりました。
もしバーチャーの向きを「横」にしたい場合は、向きに「横」を指定してください。
今回のように、バーチャートを使うことで、カテゴリーごとに数値の合計値や平均値などの集計値を比べていくことができます。