ヒストグラムはデータの分布を可視化するために使われるチャートの一種です。
例えば、とある会社の従業員の給料データを考えたときに、X軸に給料の区間、Y軸に人数を可視化した以下のチャートが給料のヒストグラムとなり、どの範囲に多くの従業員がいるのかを視覚的に把握するのに役立ちます。
累積ヒストグラムは、ヒストグラムのY軸の値(頻度/行の数)を累積したものです。
各区間のデータ数を積み上げていくことで、「従業員の給料を例に当てはめると、ある給料以下の従業員がどの程度いるのか」を理解することが可能です。
なお、単純に「ヒストグラム」のチャートに累積値の情報を追加したい場合は、Y軸メニューの「累積合計値」を選択することで対応が可能です。
一方で、「累積合計値」自身をバーとして表現したい場合はバーチャートを利用する必要があります。
例えば、一行が一人の従業員を表すデータを使って給料の累積ヒストグラムを可視化したかったとします。
そのような時にはチャートビューに移動してチャートのタイプにバーを選択し、軸には分布を可視化したい「給料」を選択し、Y軸にはデフォルトである「行の数」を選択します。
この時、給料の一意の数が多い場合、自動的にX軸ではカテゴリーが作成され、等幅で五つのグループに分かれます。
バー(区間)数を増やしたい場合は、「タイプ: 等幅」のテキストをクリックします。
カテゴリーの作成メニューが表示されるので、「カテゴリーの数」を増やすことで、バーの数を増やすことができます。
このとき、一本一本のバーはヒストグラムと違って離れていますが、実際に表示されている情報は、ヒストグラムでバーの数を十に設定したときと同じ情報になります。
このバーチャートを累積ヒストグラムに変えたい場合は、Y軸のメニューから表計算を選択して、表計算のサブメニューから「累積合計値」を選択します。
これで各給与レンジにおける累積合計値を可視化した累積ヒストグラムを作成することができました。