バイオリン図の作り方

カテゴリーごとに数値データの分布を可視化する際に使われるバイオリン図の作り方をご紹介します。

サンプルデータとして従業員データを使用していきます。 このデータは1行が1従業員で、列には給料や職種などの列があります。

今回は、職種ごとの給料のデータの分布をバイオリン図を使って可視化していきます。

チャートビューからチャートを作成し、タイプに「バイオリン図」を選択します。

Y軸に「給料」を選択します。

給料の分布をバイオリン図を使って可視化できました。

バイオリン図は箱ヒゲ図密度曲線を融合したチャートで、箱ヒゲ図と同じく数値データの分布を5つの代表値で表現するのに加え、平均値も可視化されます。そして、分布を密度曲線でも表しているチャートになります。

外れ値を含むにチェックをすると、外れ値を含んだ状態で可視化されます。外れ値の閾値は1.5IQRを使用しています。

X軸に「職種」を割り当てて、職種ごとの給料の分布を比べていきます。

比べやすくするために、並び替え(ソート)のチェックボックスにチェックをつけます。

職種によって、給料の分布に違いがあるようで、3つのグループがあるように見えます。

給料が高い職種と、中間に位置する職種、そして給料が低い職種があることがわかります。

給料が低い職種の人たちのバイオリン図を見ると、確率密度の曲線から給料が2,000ドルから3,000ドルに多くの人が集まっていることがわかります。

プロパティからデータをポイントで表示を適用します。

それぞれの職種ごとにY軸の給料に対応した値が点で表示されます。

今回のように、バイオリン図を使うことで、カテゴリデータごとに数値データの分布を比べていくことができます。

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