Exploratoryでは、アナリティクス・ビューからカプラン・マイヤー法を利用した生存曲線の作成が可能です。
生存曲線では「色で分割」に列を指定して、カテゴリーごとの生存曲線を比較するコホート分析も実施できます。
この時、色で分割に選択できる列は一つとなるため、異なる二つのコホート分析の結果を一つにまとめて可視化する方法を、このノートでは紹介いたします。
複数の生存曲線を重ねたいときには、以下の手順を踏みます。
生存曲線のデータをエクスポートしたいときには、実施した生存曲線のチャートのエクスポートのボタンをクリックして、「チャートデータを新規データフレームとして保存」を選択します。
データフレームとして保存するためのダイアログが表示されたら、任意のデータフレーム名を指定します。
すると、新しいコホート分析の結果が新しいデータフレームとして追加されます。
同じように重ねたい全てのコホート分析の結果も同様にデータフレームとして保存します。
全ての生存曲線のデータの保存を終えたら、任意のデータフレームを選択をし、ステップメニューから「結合 / マージ」、「マージ」を選択をします。
マージのダイアログが開いたら、結合したいデータフレームを指定し、実行ボタンをクリックします。
これで、複数のコホート分析のデータを一つのデータにまとめられました。
チャートビューに移動して、タイプにラインを選択をします。
X軸に生存期間の情報を表す「Time」を選択し、Y軸には生存率を表す「Survival Rate」を選択します。
続いて色で分割に「cohort」選択をすることで複数のコホート分析の結果を一つにまとめて可視化できます。
なお、コホートの凡例の表示順を個別に指定されたい場合は、値の順序を設定することで対応が可能です。
値の順序への設定方法につきましては、以下のリンクをご参考ください。