休職率

人事部門で働く人たちにとって重要なことの1つは、従業員の満足度やパフォーマンスを上げることです。

そのために指標を作って部門ごと、あるいは、マネージャーごとなどの単位で、作った指標をモニタリングし、悪くなっているようであればその要因を分析し、部門やマネージャーをサポートしていくことになります。

そこで、こちらのノートでは、人事部門がモニターすることの多い指標の1つでもある「休職率」を紹介いたします。


従業員が次々に休職してしまうような企業の、従業員の満足度やパフォーマンスが低くなることは想像に難しくありません。

そこで、在籍している従業員のうち、どの程度の割合の従業員が休職しているかを「休職率」を測ることで、休職率の状況を理解できるようになります。

さらに、XmRチャートを利用することで、従業員の休職率が増えていないか、あるいは減らせているかをモニターして、状況に変化が生じていないかを理解し、必要なアクションをすぐに起こしていくことが可能になります。

休職率の作り方

今回は、1行がある年に在籍している1人の従業員を表していて、列にはその従業員が休職した履歴があるかどうかを示す情報が含まれます。また、データには2013年から2023年までの情報が含まれています。

今回は、従業員が休職したかどうかを表すロジカル型の列があるため、データを加工する必要はありません。

もし、手元のデータがロジカル型ではない場合、こちらを参考にロジカル型の変換することが可能です。

そのため、チャートビューに移動して休職率の推移を可視化します。

チャートビューに移動し、タイプに「ライン」を選択し、X軸に「日付」を選択し、日付の丸め処理の単位には、「年」を選択します。

次にY軸に「休職」を選択し、集計関数に「TRUEの割合」を選択します。

これにより、年ごとの休職率の推移を示すラインチャートが作成されます。このチャートによって、休職率の全体的なトレンドや年ごとの変動を一目で把握することができます。

さらに、チャートの見映えを整えることで、より指標の推移の変化を捉えやすくなります。

人事の指標の作り方

今回、紹介した休職率以外にも、人事部門の担当者様にとって重要な指標はいくつもあります。そこで、人事部門の担当者様にとって重要な指標と、その作り方を紹介する動画を公開しています。ぜひ、ご覧ください!

なお、休職率の紹介は動画の33:57頃から、作り方については34:35頃から紹介しています。

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